2013年6月21日金曜日

テルミーであっという間に治る~切り傷~

梅雨らしく、時間もゆっくり流れるような雨の一日です。
相原の里山では雨の音も木々と土に吸い込まれ、やさしく響いてきます。
なにより畑の野菜たちとアプローチの草木が生き生きと喜んでいます。


昨日、梅を漬けようとガラスの保存ビンを洗っていたら、口が欠けていたことを忘れて手首を切ってしまいました。
たいした傷ではありませんが、血が止まりません。
さっそくテルミー!!の前に写真撮影ですが、なにせ右手の手首・・・うまく撮れていなくて伝わるでしょうか。

血が止まった状態
スコープの煙を当てると、その瞬間に血が止まります!
ほんと、毎回びっくりします。けがをされた時にはぜひ試してください。
初めは煙が痛いので動かしながら掛けます。
10分後には薄皮ができて幕が張ったようになります。
すでに触れるようになっています。でも触ると中の方がジクジクと痛みます。
煙をあてると奥の方からの痛みを感じます。
細胞が再生している痛みですね。子供にはいつも、生まれ変わるのにちょっと痛いんだから、よくなっていってるんだよ~、と話します。さらに15分後、全く痛みは感じなくなりました。


もう痛みはありません
そして、テルミーの灰を混ぜたアルテクリーム(よもぎ)を付けて治療終了です。
午後にけがをしたのですが、この治療でばんそうこうもつけずに夜の夕飯づくりができました。
もちろんお風呂も問題ありません。
かさぶたを作る必要もなく、そのまま治っていきます。
すごいスピードですよね~~!

これが50代の皮膚ですよ。子供や若い人だったらもっと早いんでしょうね。
テルミーは赤ちゃんのスピードで新陳代謝をさせ、細胞の活性化をしてくれます。


けがだととってもわかりやすいですが、このスピード感で内臓も骨もすべての細胞を生まれ変わらせてくれるんです。慢性化した症状の回復は、ゆっくりのように見えますが、本当はすごいスピードで治っていってるんですね。

家庭健康療法イトオテルミー、ぜひ、試してみてくださいね。 にほんブログ村 健康ブログ イトオテルミーへ
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2013年6月8日土曜日

DV(ドメスティック・バイオレンス)からの脱出…一度目の離婚の決意

私の一度目の結婚生活は自分にとって衝撃的なものでした。
外では、優しくおとなしい、いい旦那さん…。
しかし、一度怒り出すと優しかった夫が、豹変(ひょうへん)し、荒れ狂う。
ビクビクと顔色をうかがう毎日でした。
(詳しくはブログ「DVからの脱出~始まり」をご覧ください)



さて、私は、お正月にあれほどの暴力を受けながらも
なんとかうまくやれないか、とひとりで、もがいていました。
そう、一度始まってしまったDVは決してなくなることはない
 
ということも知らずに!
 真剣に静かな結婚生活を望んでいた私は、職場の人に
なにげなく「夫は暴力をふるうるか?どうやって円満に暮らしているのか」
と尋ねてみました。
その方がいうには、「ときどきたたかれることもある。
夫が、カッとしているときで、たたいたあと、
夫は、痛そうな私の顔をみるとかわいそうに思うといって謝ってくる」とのことでした。今考えると、それなら奥さんも反撃すればいいのに!と思いますが(笑)
なんだか納得していました。
そしてあるとき夫に尋ねました。
「あの私の血だらけの顔を見たときどう思ったの?」
その答えが私の夫への思慕を粉々にし、そのかわりに恐怖を決定的なものにしたのです。
興奮してもっとやってやろうと思った
私は氷水を浴びたように震えました。
夫に気づかれないように…と願いながら。
当時は、警察不介入です。
携帯電話は普及していません。
今後怒らせる事態をつくる前に、なるべく早く逃げなければ…と思いました。
ここから私は離婚を考え始めます。
普通の状態では夫は離婚を認めないが、争うのは面倒だ。
解決策は、夫は怒らせること。そうすればプライドを保つために必ずサインする
と思いました。
幸い実家が遠いとはいえ車で1時間30分のところにあったので
事前に離婚届を用意して、カバンに衣類などを詰めておき
上手に怒らせてサインをさせ、すぐに出ていきました。
それは夜中の12時。
団地の下の公衆電話でタクシーを呼び
その間に実家に電話をし
とにかくタクシーで行くからお金を払ってほしいと頼んでの逃避行でした。
 
そんな中でもタクシーの運転手さんには
実家で父が倒れた、と嘘をついていました。
 
それほどDVは人に知られたくないものなのです



当時、誰も私がDVにあっていることは、知りませんでした。
一番仲のいい友達にも、もちろん親にも、相談はおろか、話すことさえできませんでした。
なぜでしょう。
それは、私も!悪いところがあるから、こんなことになる、と思っているからです。
「夫が浮気した」といえば
多くの人は心の底で「妻にも問題があるんじゃない」と考えます。
DVも同じです。
 
夫婦は、みんな対等、平等なんです
どちらか一方だけが悪いわけはありません。
 
だいたい「悪い」ってなんでしょう
自分の思いどおりにならないことが「悪い」。
それは主語を入れ替えていけば
「夫が自分の思い通りにならないから悪い」
「妻が自分の思い通りにならないから悪い」
それぞれ、対等な人ですから、思い通りになることはありません
どうやって折り合いをつけていくか、です。
なのに、暴力という形で、絶対的な一方的な服従を迫るのが、DVです。
しかもその服従は恐怖を伴い、知らず知らずに支配されていくのです。
この痛みはそう簡単には消えません。
この心の傷はおおきなトラウマになってなにかの時に襲ってきます。
そして恐ろしいことに、また相手は変わってもDVの状況を作っていくのです
心の底で自分が悪い、と自分でも気が付かないで思っている限り。
相手に支配されていることに気が付かないかげり。
出会った夫がすべて悪い、そんな人とは思わなかったのにだまされた、
自分のことは考えず
相手のせいだと思っている限り。
本当は自分も相手を支配して思い通りにしたいのだ、と気が付かない限り。
 
自分のDVを呼ぶ体質を認めることが
 
どうやってそこから脱出したのか、また次回。

2013年6月6日木曜日

DV(ドメスティック・バイオレンス)からの脱出~始まり


それは25年も前のことです。
若かった私はもちろん「幸せ」になるものと思って、結婚をしました。
でも、自分の考えていた結婚生活と、夫の描いていた生活とは全く正反対でした。
 
「幸せ」の感覚が全く違っていたのです。
 
 
彼は今までの自分の生活スタイルのままで、
私はただそこに邪魔をせずにいて愛してくれるものと考えていたのでしょう。
私にとっては、二人になることで共有の生活時間があり、
一緒に楽しむものだと思っていました。
毎日の生活の中で、お互いの思いがすれ違い、イライラが募ってきます。
 
小さな喧嘩を繰り返しながら、
自分はどうやって夫の気持ちを理解したらいいのか、
どこまで我慢すればいいのかと
悩み続けていました。
そして、結婚して2か月もしないうちに夫の借金が発覚。
そのことで初めての大喧嘩。
 
このときにDVが発覚。暴力を受けます。
私は肋骨にひびが入りましたが
まだ夫と暮らしたいと考えていたので
病院でもドアにぶつけたという、すぐにわかってしまう嘘をつきました。
今のDV防止法ではお医者さんは通報義務がありますが
当時はドメスティック・バイオレンスという言葉すら一般的ではなく、
警察も民事不介入といわれ、
110番しても部屋までは入らない、仲裁はしない、
そんな時代でした。
借金については私の両親とも話し合いをして、
すべての家計の管理を私が行うことでお互いに納得したと思っていました。
私は夫と寄り添っていきたかったのです。
しかし、一度封印を解いてしまった夫の暴力は徐々にエスカレートしていきました。
それに伴い、借金の解決方法はどこかに飛んで行ってしまいました。
 
私は自分のがまんが足りない、もっと思う通りにさせてあげないからと思う一方、
夫ばかりがなぜ勝手なことをするのか、私のことはちっともわかってくれない
という、相反する思いを募らせ、イライラと苦しい毎日でした。
これでは夫も楽しいわけはありませんよね。
毎日、仕事帰りの電車の中で考えるのは
「今日帰ってから寝るまで普通にしていられるか、
夫の機嫌をそこなわないで過ごせるか」ということでした。
いつしか自分でいられる時間は通勤の電車だけになりました。
そして、私は電車の中で毎日泣いていたのです。
誰も気にしないのがありがたかったです。
 
たった一人で誰にも話すことすらできない、孤独の中で


 
そして、結婚3か月になろうとしていた初めてのお正月。
私は初めての二人での年越しを楽しみにしていたのですが、
そううまくはいきませんでした。
また喧嘩を始めてしまったのです。
そのときの夫の暴力は目を覆うものでした。
私の鼻と口からあふれた血で部屋は真っ赤。
当然、顔も腕も腫れあがり、目も真っ赤に充血し、耳も切れて
まるで試合後のボクサーでした。
そんな状況であるのに、私は、次の日に行く予定だった実家へ、
「熱が出た」といって延期してもらいました。
私はなんとか結婚生活を続けたかったのです。
それと、両親に、私も悪いからだろう、と言われるのが嫌だったのです。
自分でそう思っていましたから…
私が夫の思いに添えないからいけないんだ、わがままを言うからいけないんだと、
夫の思いをわかってあげれば幸せな結婚生活ができる、と信じていました。
そして、これからは夫がいうようにもっとひとりにさせてあげよう
と思っていたのです。
でも、こころの奥底では、
なぜ私だけ?
と夫に対しての恨みも同じだけ育っていったのでした。
 
そうです!これがドメスティック・バイオレンス=DVです。
きっと私が悪いのだ。私がもっといい妻ならもっと我慢したら
夫にこんなことはさせないで済むのに、私のせいだ
でも!
夫ももっと我慢してほしい!のに、なんで私だけ
 
この思いが、間違った解釈が、自分も夫もがんじがらめにして
DVの落とし穴に落ち
泥沼にはまって
抜けられなくなっていくのです。
どちらか一方だけが問題があるわけではありません。
どうやって折り合いをつけていくかを模索しながら生活していくのが対等な関係です。
なのに、暴力という形で、絶対的な一方的な服従を迫るのが、DVです。
 
しかも、その服従は恐怖を伴い、知らず知らずに支配されていくのです
 
そして、それを決して誰にも話せないで、孤独感の中に置き去りにされます。
 
その罪悪感と孤独感で、どんどんとDVの泥沼にひきこまれていくのです。
 
服従に慣れていきます
 
服従と感じなくなってしまうんです!


いまDVで悩んでいる方、暴力だけではありません。
言葉の暴力、無視する、協力しないという態度での暴力を受けている方。
「これくらいはみんな我慢してる」と思って我慢している方。
DVは犯罪です。
 
あなたはひとりではありません
 
少なくとも私は、気持ちがわかります。
 
誰にも話せず苦しかったら、自殺したくなったら、
一度いらしてみてください。
あたたかなテルミーが、あなたのこころとからだを癒し、寄り添ってくれます。
 
私の結婚のその後についてはまた次回に。