2012年7月19日木曜日

私のアトピーが楽になったわけ(気づき)


毎日のつらさとのお付き合いの中、自分の皮膚と触れ合っていて・・・突然気づきました! 

本当に薄い表皮が私の体を外界から守っていたのだ、と感じ、人間が持っているからだの一つ一つは私なんかが考えが及ばないほど貴重なものなのだ!その神秘に改めて驚き、こころから感謝しました。

その時から、また少し気持ちとからだに変化が現れました。

「こんなに完璧にできている私のからだは、やっぱり私を生かすためにこの症状を出しているに違いない!大丈夫!解毒が終わればきっと治る。今の私には必要なことなのだ。」と思ったのです。

そうしているうちに、渡辺先生の本のとおりに、断食した日のほうがたくさん便が出ることに気が付きました。私は便秘体質ではないので毎日排便はありましたから宿便があるとは思ってもいませんでした。しかし、何も食べていない以上、体に残っている宿便(これは文字どおりの便ではありません。毒素のことです。)がでてきているに違いないと思ったのです。
このようにだんだんと自分の体の声を聴いていくことと、少しずつ排毒が進んでいったことで、油、ごまや豆腐などの植物性たんぱく質、小麦の炭水化物など、食べられるものが増えていきました。

そのころ自分の内臓をストレートに感じたことがあります。

前日断食をして、朝食を抜いて仕事に行くとさすがにお昼までにおなかがすいてしまうのです。
その時に梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)を飲みました。カップに梅干しとお醤油を入れてかき混ぜ、熱い番茶を注いだ飲み物です。からだが温まるので、かぜのひきはじめにも効果的な飲み物ですが、その時の私は、そのお茶を飲んだだけで、だるくなってしまったのです。
おなかがすいているときは体は軽かったのに・・です。
食べ物をとるということは本当に内臓が働くのだ、内臓がつらいときは食べずに休ませてあげなくては、と思う体験でした。このようにからだの声を聴き、それに合わせた生活を始めると、薄皮をはがすように・・・いえ反対です、薄皮が本当にゆっくりと再生し始めました。

からだを大事に大事にしていくことで、自分を責め続けていた心も、私はこのままで十分、頑張ってるから無理しないでいい、と変化していきました。

食事とテルミーで解毒をしながら、自然治癒力が高まり、自然治癒力のアップのために欠かせないこころのケアもテルミーをすることで自然とできていきました。

このころからどんどん変化が始まっていったのです。

自分を認める、自分を責めない、できないことはできないと許してあげる、私はほかの誰とも違う大切な私…からだの再生をとおして、こころが再生するための大切な経験でした。

これがテルミーの先生が言われていた「」でした。そしてテルミーの療術師としての自分の体験を通してテルミーの効果を伝えることができる大事な宝にもなりました。

ようやく湿疹が落ち着き始めたのは、3か月くらいしてからでした。

その間、体重はどんどん減っていき、周りの人は急激に痩せていくので、ほかの病気ではないか、だるくならないかと心配してくれたのですが、なぜか私はからだがどんどん軽くなり、元気になっていくのを感じているだけでした。

ケロイド状の症状がなくなったことで、毎日の生活は格段に楽になりました。また発症するかも、という心配はありましたが、外ではスカーフで覆い、食事に気を付け、無理をしない生活を続けていくことにそれほどの違和感を感じなくなってきました。そしてどんどん慣れてきて、食べても症状の出ない食材も増えていくと、野菜と炭水化物だけの食事が楽しくなっていったのです。マクロビオティックのレシピをみて、おいしい野菜料理のレパートリーも増えていきました。ただ外で食事をするときにかなり限定されてしまうことだけが寂しかったですが。

結果、私の体重は13キロ減り、10年前の体重に戻りました。
13キロ分はいらないものだったのですね。そして、徐々に食べられるものを増やしていき、1年後にはなんでも食べられるようになりました。なんでも食べられる幸せ!!だから、からだの声を聴いて
楽しく食べ続けようと思いました。(続く)


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