2012年6月20日水曜日

私のアトピーが楽になったわけ(発症)

昨日の台風は怖かったですね~!!周り中の山が風でうなりをあげ、木が倒れそうに揺れていました。一夜明けるとテラスには飛んできた小枝がいっぱいで、草花も倒れていました。
それでもけなげに花をつけているのをみて、いとおしくなりました。

さて、これから少しの間、私の経験を書いていきたいと思います。

同じような経験をされている人への応援メッセージになったら嬉しいです。

私は2年前のちょうど今の時期、6月のはじめにアトピー性皮膚炎の症状を発症しました。

その前年の10月から、正職員になり、かなりハードな生活に入りました。
上の子は2年生の時から私と弟がでかけてから、一人で鍵をかけ、小学校へ通いました。
私たちは朝7時に家を出る生活です。私もわかってはいるものの、食事への配慮がなくなり、ストレスがたまっていく毎日が続きました。
そんな中、5月の半ばにぎっくり腰になりました。
職場では腰をかばうようなしぐさをすると嫌味を言われるので無理を続けていました。

もともと肌が荒れやすいアトピー体質であるのに、長い間湿布を貼っていたことから皮膚がただれて蕁麻疹ができてきました。
それをきっかけに、みるみるうちにケロイドのように皮膚がただれ、はがれていきました。
そしてそのかゆみと皮膚のただれと腫れは全身に広がっていきました。

急性アトピー性皮膚炎です。

私はテルミーの先生の所に駆けつけ、自分でのテルミーでのケアと効果的なヨモギクリームを教えてもらいました。

はじめは、私自身には食物アレルギーはなかったため、食事制限は考え付きませんでした。
毎日飲んでいたアルコールをやめたくらいです。

ただ、先生にアトピーは腸内環境が悪くなると発症すること、内臓が、特に解毒を担当している腸が弱ってくると通常の排泄で解毒できなくなるため、いろいろな方法で解毒しようとするという話を聞きました。アトピーはからだが腸でできなかった解毒をするための一つの方法だったのです。

 
それは私にとってはつらい戦いの始まりでした。
子供のアレルギーをきっかけに9年間自然療法で過ごしてきた私が、1週間ほどで一度先生に弱音をはきました。「お医者さんにいったらどうでしょう」と。
答えは「冷えて腸が弱っているから出ている症状で、せっかく解毒しようとしているのを抗生剤で解毒をストップし、さらに薬で冷えを作っていきますよ」と言われました。

私自身答えはわかっていたのです。それでもあまりのつらさで言ってみたのです。そうだな・・と思いつつまだ頑張るのか、とつらさも感じました。
でも、その言葉のあとの大事な一言!これは私の座右の銘ともなる言葉をもらいました。
からだは自分を殺すために症状を出すことはない。
どんなにつらい症状でも生かすための症状である

このつらい解毒は、もっと体が悪くならないための防御である。
からだはまず、小さな症状を出して警告をするのだけど、気が付かないでいたり、あるいはその症状を薬などで抑え込んでしまうと、さらに強い症状で警告を発する。
その警告をどこで気が付いて、からだが楽になる方向に改善していけるかが鍵である。
そして、さらに先生は「今はつらくて考えられないかもしれないけれど、この経験はこれから生きていくうえで大切な宝になる」とおっしゃられたのです。
そのとき、私はうつ状態になっていたことに気がつきました

帰りの車の中で(運転中もかゆくて体をこすりながら)声を上げながら泣きました。
これくらいで弱音をはいてはいけない、と思い、どこかで具合が悪くなった自分を責めていたことに気が付きました。
まずは、自分のこの状態がつらい!といって感情を吐き出すこと。
次に、もういやだ!って言ってもいいんだよ、つらいのに頑張ってるよ、と自分をなぐさめ抱きしめてみました。
台風にも負けず、育ってくれました
涙とともに肩の力が抜けていき、認めてあげることで、まだ大丈夫!
からだは生かすために症状を出してるんだ、と思い、
これからも自然療法で治そうと決意しました。

ここから、かゆみと付き合う毎日が始まりました(-_-;)(続く)